ショーン・レノンのバンド、The GOASTTが新譜『La Carotte Bleue』をリリース

ショーン・レノンとその彼女が組んでいるバンド、The Ghost Of A Saber Tooth Tiger（通称はThe GOASTT）が新譜『La Carotte Bleue』を発表しました。彼らのレーベル、Chimera MusicのショップからCDの購入またはMP3版のダウンロード購入が可能です。

8曲入りEPで、レーベルサイト上の説明によれば、ツアーでのみ販売されていたもののようです。昨年発売のアルバム『ACOUSTIC SESSIONS』とは違い、エレクトリックな編成になっています。

ぼくはMP3版を購入しました。8曲のうち「Jardin Du Luxembourg」と「Comic Strip」はすでにシングルで持っていたので、6曲を初めて聴いたことになります。アコースティックアルバム収録の「Rainbows In Gasoline」「Robot Boy」の別テイクも面白いですが、今のところ、インスト曲の「Walt Disney Sitting In A Chaise And Drinking Cordials」がいちばん気に入っています。ショーン独特のコード感が気持ちいい曲です。

ジョンの息子でさえなければ、ショーンは、もっと高く評価されるミュージシャンなんじゃないかと思います。が、ジョンの息子だからこそ、経済的には何の心配もなく音楽活動ができているんでしょう。下世話な話ですが、ファンとしては、できるだけ長くバンドが続くことを望みます。

The GOASTT関連の過去記事

• 最近聴いたCD8枚、配信2曲（2010-11-25）
• The GOASTT『Jardin du Luxembourg』を買った（2010-06-02）
• フジテレビ「CHIMERA MUSIC SHOW」を観た（2009-05-03）