iwamotの非技術日記(映画、音楽等)(アーカイブ)

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最近聴いたCD8枚、配信2曲

Brad Mehldau『Largo』

mona recordsのi-Radioで聴いた「When It Rains」が気持ちよくて購入。それまで、このジャズピアニストのことは、ぜんぜん知りませんでした。

わざとたどたどしく弾いてるようなピアノがなんとも心地いいです。ビートルズの「ディア・プルーデンス」のカバーも収録されてます。

ジャズをあまり聴かない僕でも、この人のことを追いかけたくなりました。

Largo

Largo

伊藤ゴロー『Cloud Happiness』

上記のi-Radioのゲストに呼ばれていたのが伊藤ゴローで、流れた曲を聴いて、一発で気に入りました。ひとことで言えば「ジョン・レノン meets ハイ・ラマズ」。実際、ハイ・ラマズのショーン・オヘイガンがゲスト参加してます。

今年買ったCDのなかでは、一、二を争うぐらい好きです。ジョン・レノンハイ・ラマズも大好きなんだから当然ですよね。

Cloud Happiness

Cloud Happiness

V.A.『Christmas Songs』

その伊藤ゴローがプロデュースしたクリスマスアルバムYMO原田知世トクマルシューゴ、ショーン・オヘイガンといった錚々たるメンツです。

そんななか、僕がいちばん気に入ったのはコトリンゴでした。ピアノがやっぱりすごい。脱帽です。

伊藤ゴローのボサノバユニット・Naomi & Goroもカッコいいです。日本人のやるボサノバにありがちなダサさが一切感じられないですね。

Christmas Songs

Christmas Songs

The Ghost Of A Saber Tooth Tiger『Acoustic Sessions』

ショーン・レノンと、その彼女(シャーロット・ミュール)によるバンド。この日記でも何度か取り上げています。

ディミニッシュコードを多用した暗い印象のアコースティック音楽ですが、僕は大好きです。ただ、来年出るらしいバンドサウンドのアルバムのほうが、もっと面白いだろうと予想してます。

パッケージには、ショーンの友人である小山田圭吾が下記のコメントを寄せてました。

sean & charlotte
beautiful boy & beautiful girl

コードとメロディで時代と国をツイスト
ヤギの皮をかぶった
サーベル歯トラの幻影

         小山田圭吾

ACOUSTIC SESSIONS (日本版限定ボーナストラック1曲付 日本語版歌詞ライナーノーツ付)

ACOUSTIC SESSIONS (日本版限定ボーナストラック1曲付 日本語版歌詞ライナーノーツ付)

Hanne Vatnøy『Me and My Piano』

ハンネ・ヴァトネと読みます。ノルウェーの女性シンガーソングライターです。この人のライブを昨晩観てきました

曲によって音楽性がバラバラなんですが、どの曲もポップで、ちょっと変わってます。昨晩のライブで前座に出た方は、ビートルズケイト・ブッシュに似てる部分があると言ってました。言われてみると、そんな気もします。

ミー・アンド・マイ・ピアノ

ミー・アンド・マイ・ピアノ

グレンスミス『Roman Album』

ナタリーの記事で存在を知りました。同記事でリンクされていた曲を試聴したら、まるで女性のような高音の男性ボーカルと、叙情的なメロディセンスが気に入ったので、購入しました。

どの曲も粒ぞろいで、今後が楽しみなバンドです。歌詞も僕好みでした。ただ、ボーカルを別のメンバーがとっている曲が何曲かあって、それも前述の高音の人が歌ったほうがよかったんじゃないかと僕は思いました。まあ好みの問題ですが。

Roman Album

Roman Album

遠藤慎吾『僕の発見』

CDJournal.comの記事で知りました。声がちょっと苦手で、買おうかどうか迷ったんですが、今のうちに買っておかないと入手しづらくなりそうな気がしたので購入しました。2004年にこのミニアルバムを発表後、リリースがないそうです。

結局、やっぱり声が苦手でしたね(笑)。作家向きなのかも。実際、2005年に藤井フミヤに曲を提供しているそうです。

僕の発見

僕の発見

流線形と比屋定篤子ナチュラル・ウーマン』

流線形の前2作が好きだったので購入。前作の『TOKYO SNIPER』のほうが僕好みですが、上質のシティポップスを聞かせてくれる流線形は貴重な存在です。

ナチュラル・ウーマン

ナチュラル・ウーマン

青葉市子『パッチワーク』

ギター弾き語りスタイルの女性シンガーソングライター。ギターも歌も20歳とは思えない完成度の高さで、好みなんです。

「パッチワーク」は、音楽配信サイトのototoyでフリー配信されている新曲です。この人がギターを弾いて歌えばなんでもよく聞こえるので評価が難しいんですが、まあ、いつも通りの完成度だと思います。

なにせフリーなので、青葉市子が少しでも気になる方にはダウンロードをお勧めします。

青葉市子『レースのむこう』

おなじくototoyで配信されている新曲ですが、こちらは有料です。「パッチワーク」より好きな気がしますが、有料だからそう感じてしまうのかも(笑)。