iwamotの非技術日記(映画、音楽等)(アーカイブ)

はてなダイアリーのサービス終了をうけて移行したものです。更新はしません。

西武対DeNA(オープン戦)@西武ドーム

西武ドームで西武対DeNAのオープン戦を観てきた。ボックスシートが快適かどうか知りたかったのが一番の目的。だが、この日の関東は荒天で、ドームといっても密閉型ではない球場はあまりに寒く、快適どころの話ではなかった。受付で借りられたブランケットのおかげで、どうにか8回まで我慢して観られた。

ただ、これは選ぶ日が悪かっただけで、天気がよければ快適なシートだと思う。フードやドリンクを注文したら席まで持ってきてくれるのがうれしい。また「\/」型に4席が配置されているので「\」側の2人がもっと気になるかと思っていたが、それほど気にならなかった。

中村剛也やラミレスが観たかったのだが、中村は「東日本大震災復興支援ベースボールマッチ」出場のため欠場、ラミレスはたぶん温存で欠場と、どちらも観られず残念だった。西武のドラフト1位、十亀の投球には迫力があった。

ドームといっても屋根の下には隙間があいている


「\/」型のボックスシート


迫力ある十亀の投球


「しゃぶしゃぶ 観 たちかわ」の牛タンしゃぶしゃぶ(観戦後に食べた)

舞台『PRESS〜プレス〜』

シアターコクーンで舞台『PRESS〜プレス〜』を観てきた。明石家さんまさんを生で見てみたかったのだ。実際、期待通りで、「ひょうきん族」時代から何十年もお笑い界のトップを走り続けている理由がよく分かる素晴らしい芸だった。生瀬勝久さんと組む舞台は第5弾だそうで、もし第6弾があるのなら、ぜひ観てみたい。僕と同郷の音尾琢真さんが重要な役どころで活躍していたのも嬉しかった。

観劇前には円山町のトムボーイでランチをいただいた。調子に乗って大盛りを頼んだのだが、普通盛りでも充分な量だった。

トムボーイ TOMBOY 渋谷円山町店

HOT PEPPER トムボーイ TOMBOY 渋谷円山町店

「桃と洋梨と林檎のはなし」(ゲスト・伊藤ゴロー)

国立のセレクトショップ「アグレアブル・ミュゼ」で開かれた「桃と洋梨と林檎のはなし」を観てきた。レシピ&エッセイ集『ももの木 なしの木 りんごの木』の発刊記念イベント。

目当てはゲストの伊藤ゴローさんのミニライブ。ギター演奏のみで歌はなかった。4月に出るソロアルバムもインスト曲だけとのこと。「ボーカルは向いていないことが分かった」という主旨のことをMCでおっしゃっていたが、僕はゴローさんの歌が大好きなので、そのうち気が変わってくれたらいいなあと思った。ソロアルバムに収録される曲も何曲か演奏され、どれも不思議な和音が美しい、素敵な曲だった。発売が待ち遠しい。

レシピ本の著者であるお菓子屋さんの「ダン・ラ・ナチュール」と、そのレシピに載っている果物を育てた「あんざい果樹園」の安斎伸也さんによるトークも面白かった。前半は果物の話で、食べごろの見極めかたや、植物としての不思議さなど、興味深い話の連続だった。後半は震災後の身の振りかたについて。原発事故を知る前に九州に避難したり、福島にある果樹園の現状を受け止め家族で北海道に移住したりという、安斎さんの強烈なバイタリティが印象に残った。僕にはバイタリティがこれっぽっちもないので、安斎さんのような人に憧れてしまう。

写真は観客にふるまわれたおやつ。うまかった。ちなみに指の細さで、僕のバイタリティのなさが伝わると思います。

うつお&ロケット・マツ Solo Live

国立のプランターコテッジでロケット・マツさん、うつおさん+あかねさんのライブを観てきた。3人ともパスカルズのメンバー。

初めて行ったプランターコテッジは、隠れ家のような、いい感じのアートスペースだった。けれど、残念ながら5月に取り壊しになってしまうそう。

ロケット・マツさんはピアノソロ。パスカルズみたいに牧歌的な曲が演奏されるのかと思っていたら、わりと叙情的だった。ジャズの曲もあった。

うつおさんのライブを観るのは2回目で、15年ぐらいぶり。最近はパスカルズの活動が主らしく、そのせいかミスが多かったけれど、相変わらずのかぼそい歌声と切ない歌詞に引きこまれた。昔は単調に感じたフォークっぽい曲が、今はしっくりくる。

二月大歌舞伎

新橋演舞場二月大歌舞伎・夜の部を観てきた。六代目中村勘九郎襲名披露の口上を聞いていて、もしあのような家に僕が生まれていたら苦労や重圧や覚悟はいかばかりだったろうかと思わされた。僕の父は飲兵衛の公務員なので、何の重圧もなかったのだけれど。

「ぢいさんばあさん」は以前から観てみたかった演目。1992年の刊行当時に『ちくま日本文学全集25・森鴎外』で原作を読み、さすが文豪と思った覚えがある。歌舞伎版は脚色されていて、原作のクールな印象とは違ったけれど、これはこれでサイド・ストーリーのように楽しめた。

幕間には演舞場2階の雪月花で寿司をいただいた。35分しかないので、もっと慌ただしいかと思っていたが、意外とゆっくりできた。また利用したい。

原田茶飯事『ボーキサイトがとけるほど』

原田茶飯事のニューアルバム『ボーキサイトがとけるほど』を買った。身延町総合文化会館でホールレコーディングしたそうで、録音は僕好み。ただ、曲があまり面白くなかった。あまり聴かないと思う。