雪印チーズのCM曲は「スカボロー・フェア」だった
ようやく分かった。子供の頃、テレビ朝日系列の夕方の料理番組で、雪印チーズのCMが流れていた。その哀しげなメロディが好きで、ずっと気になっていたのだ。のちにサイモン&ガーファンクルの「スカボロー・フェア」を聴き、似ているなと思ったのだが、このCM曲のほうが、より哀しげで私好みのメロディだった。
この曲が気になっていたのは私ばかりではないようだ。
質問者がドレミで書いているメロディから、私の記憶しているCM曲と同じと分かる。
実は2番目の質問への回答からリンクされていることに後で気づいたのだが、このCMを作ったCMディレクターの書いた記事を見つけた。
このコラムで最初に書いたように、ぼくが初めて北海道で撮影したCMは、雪印チーズのCMでした。
http://www.colnavi.info/magazine/imamura/post_125.php
(中略)
1988の作品です。
いまのCMに比べたら、のんびりした素朴な作りに、我ながら驚いてしまいました。
そして、このCMのいちばんのアイデアは音楽。
サイモン&ガーファンクルで有名なこの曲(スカボロー・フェアー)は、本来こんなにも民族色の濃い曲調(スコットランドの)だったんですね。
やはり「スカボロー・フェア」だったのだ。記事にはCM音源へのリンクがあり、さっそくダウンロードして聴いてみると、まさしく私の気になっていた、あのメロディだった。
スカボロー・フェアは、16世紀のイングランド民謡にルーツがあり、様々な歌詞やメロディで伝承されているようだ。そのあたりは下記の記事に詳しい。
ここまで来ればしめたもので、このCM曲が下記のコンピレーションアルバムに収録されていることも分かった。ただし歌手は別人かもしれない。買って確かめるつもりだ。
コマソン・キング002 LUV TV~クラシック・トラッド&ジャズ
- アーティスト: CMソング,東京麺面 featuring NIKI HARIS,noon,テレサ,パット・セイモア&モニカ,ビル・カントス&シャロン・ペリー,白鳥英美子,ジミー・ハスケル楽団,溝口肇,本田雅人,トゥーツ・シールマンス
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2003/12/25
- メディア: CD
- クリック: 59回
- この商品を含むブログ (1件) を見る