七月大歌舞伎を観た
新橋演舞場で七月大歌舞伎を観てきました。ダメモトで抽選に応募していた「ぴあ限定桟敷席」が取れたためです。
歌舞伎を観るのは正月に続いてニ回目で、桟敷席で観るのはもちろん初めてです。一等席と1000円しか違わないのに、ニ人席でゆったりと観ることができ、ぴあ限定企画のおかげで和菓子やおかき、グラスを特典としていただけたのは贅沢なことでした。
演目は「暫」「傾城反魂香」「馬盗人」の三本立て。
「暫」はヒーローが悪を退治する物語。重そうな衣装をものともしない團十郎がとにかくカッコよく見えました。
「傾城反魂香(土佐将監閑居の場)」はダメな絵師が最後に報われる話。「よかったよかった」と普通に感動しました。
「馬盗人」はメルヘンチックな舞踊劇。馬の動きがかわいらしくて楽しめました。ニ名の役者が馬の人形から脚だけ出して演じているんですが、相当大変だろうと思います。
ニ度観た歌舞伎がニ度ともおもしろかったので、来月の八月花形歌舞伎のチケットも取ってしまいました。観るのは「東海道四谷怪談」。勘太郎、獅童、七之助、海老蔵なんて、楽しみすぎます。
ちなみに、桟敷席からの風景はこんな感じでした。
写真では切れてますが、舞台の左側までちゃんと見えました。また座れるものなら座ってみたいですねえ。桟敷幕の内もなかなか旨かった。