「知久寿焼<菜食インドカレー>ナタラジディナーショー」を観た
荻窪のカレー屋・ナタラジで、知久寿焼のライブを観てきました。知久さんは元「たま」の人です。
ナタラジのカレーは、以前に何度か食べたことがあるので、おいしいと知っていました。また知久さんのことはイカ天時代からずっと好きで、この組み合わせは超最高!
と言いたいところなんですが、どうも僕は「たま」関連ライブの客やスタッフと反りが合わない性格のようです。それは彼らが他人の迷惑を気にせず振る舞うことがよくあるからで、今夜もそんな光景を多々目にし、入場前からテンションがダダ下がりになってしまいました。
ブッフェ形式のカレーにありつけたのは入場して40分ぐらい経ってからです。たいした客の数でもないのに、みんなたらたらしているからこうなる。次の人に早く順番を回そうという気にはならないのかね。
僕の椅子の後ろの通路部分を通る際に、椅子はもちろん僕の後頭部や背中にぶつかっていく人(スタッフ含む)も多くて、それもストレスでした。そんなに狭い通路でもないのに「すみません」の言葉もないし、他人のことを石ころ程度にしか思ってないんでしょうね。
そんなわけで、ライブ前半は正直あまり楽しめませんでした。
休憩を挟み、後半になって知久さんの友人だというガーナ人・オランドが舞台に登場しました。アフリカンドラムを叩いてガーナのにぎやかな歌を歌ってくれたり、片言の日本語で場を盛り上げたりしてくれたおかげで、ようやく僕の感情がほぐれてきました。知久さんの弾き語り+アフリカンドラムの構成で4曲演奏され、特に「ゆめみているよ」は奇妙な浮遊感があって好きでした。
ライブが終わって近くのファミレスで休憩後、コンビニに寄って帰ろうと思ったら、オランドさんがナタラジからちょうど出てきたところで、僕らに気づいて、彼のお店・Antaru Cafe 8に「ぜひきてくださいよ」なんて気さくに話しかけてくれました。日本よりガーナの未来のほうが、だいぶ明るいんじゃないかと思います。