『大橋正展』の図録を入手した

「シリーズ・日本のグラフィックデザイナー」 展の紹介記事を見て、大橋正のデザインに惚れてしまいました。記事に掲載されている画像は、明治チョコレートのポスター（1955年）です。私の好きなレイモン・サヴィニャックは森永ミルクチョコレートのポスターを描いていますが、絵柄やユーモアセンスがこの二人には共通しているように感じました。

大橋正の仕事をもっと知りたくなり、調べたところ、2002年に千葉県松戸市で大橋正展が開かれていたこと、そしてその図録が買えることが分かりました。例によって妻に協力してもらい（感謝）、注文して手に入ったのが数日前です。まだパラパラ眺めただけですが、膨大な仕事のいずれも、センスが私好みでした。展覧会を見られなかったのが残念です。

私は寡聞にして知りませんでしたが、紫綬褒章を受章するなど、生前から評価の高かったデザイナーなのでしょう。またどこかで展覧会が開かれるに違いありません。そのときを楽しみに待つことにします。冒頭で紹介した企画展に行くかどうかは微妙だなあ。遠いわりに見られる作品が少なそうなので。