東京フィルのチケットを取った
クラシックにはあまり興味がなくて「東京フィル」と聞いてもピンと来ないんですが、下記のページを見て、どうしても行きたくなってしまいました。
エマーソン・レイク&パーマー(EL&P)の『タルカス』を「ほぼ原曲に忠実にオーケストラ化」と言われちゃあ、ね。
「電気グルーヴのオールナイトニッポン」でテクノが好きになった人は多いと思います。私にとっては、それが「大槻ケンヂのオールナイトニッポン」、そしてプログレでした。当時、高校生だった私は、米米クラブだのバービーボーイズだのを好んで聴いていたんですが、たまたま大槻のオールナイトで筋肉少女帯の「日本の米」を聴き、「世の中にはこんな音楽があるのか!」と、かなりのショックを受けました。
その後、ヘビーリスナーになった私は、大槻がキング・クリムゾンやEL&Pに影響を受けていることを知り、それらのCDを買っては聴き、聴いては驚きました。以来、今に至るまでヘンテコな音楽しか聴けない体になってしまったことはいうまでもありません。
EL&Pには名盤がいくつかありますが、どれか1つを選ぶなら、やはり『タルカス』になります。表題曲は、ジャケットに描かれた怪物が世界を破壊しつくすさまを描いたもの。もう、わけが分かりません。
その表題曲をオーケストラが演奏する、しかも「これを聞き逃したら二度と聴けない……かも知れない」というのですから、私としては行かざるをえないわけです。
- アーティスト: レイク&パーマーエマーソン
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2008/06/25
- メディア: CD
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