ハイチ地震救援金を振り込んだ

日本赤十字社のハイチ地震救援金窓口である三菱東京UFJ銀行の口座に少額を振込みました。「はてな」にも救援金の窓口はあるのですが、受領証がもらえないのが気になったので、直接、日本赤十字社に振り込んだ次第です。

なぜ受領証が必要だと思ったのか、これから説明します。まず、日本の税制には寄付金控除という仕組みがあります。リンク先に書かれているとおり、特定の団体へ寄付すると、所得控除が受けられるのです。せっかくある仕組みなので、有効に利用したいと私は思っています。

同じくリンク先に書かれているとおり、所得控除を受けるには、確定申告の際に寄付金の受領証を提示しなければなりません。つまり、受領証がないと所得控除が受けられないというわけです。まだ試していませんが、e-Taxで確定申告する場合でも、受領証に書かれた内容を入力する必要があるようです。かりに受領証なしに入力できたとしても、のちに税務署から提示を求められるかもしれないとのことです（愛知県の文書を参考にしました。私の理解に間違いがあればすみません）。

振り込み自体はオンラインバンキングで簡単なのですが、苦労したのは受領証をもらうためのFAX送信でした。受領証を送付してもらうには、日本赤十字社に私の住所を知らせる必要があります。「寄付申込書」のフォーマットがPDFでダウンロードできるので、それに住所などを記入して、FAX送信するわけです。

我が家にはプリンタもFAXもあるのですが、どちらもほとんど使わないため、部屋の隅にあり、セッティングするのが面倒です。そこで、全部オンラインサービスで済ませることにしました。使ったのは下記のサービスです。

• PDF Escape（PDF編集）：印刷せずに住所などを追記する
• FAX配信サービス｜メール（FAX送信）：編集済みPDFファイルをメールに添付する

最終的には無事に送信できた（送信完了メールが来た）のですが、けっこう大変でした。私のようなよほどの出不精でなければ、素直に郵便局窓口で送金されることをお勧めします。振替用紙の通信欄に住所などを書けばOKなので。