WORLD HAPPINESS 2009を観た
夢の島公園陸上競技場で開かれた夏フェス「WORLD HAPPINESS 2009」を観た。以下つらつらと。
入場
新木場駅に着いたのが12時。会場まで徒歩15分、開場が12時なので、12時30分頃には場所を選んで座れるだろうと高をくくっていたら、列が全然スムーズに進まず、開演ぎりぎりになってしまった。開場をもっと早くするなりしてほしい。
pupa
食事の調達に並んだので、ほとんど聴いてない。最後の曲「Anywhere」のAメロは浮遊感があって好き。
LOVE PSYCHEDELICO
王道ロックはあまり聴かないけれど、嫌いじゃない。俺にとってはツェッペリンみたいな感じ。「Freedom」とか「Lady Madonna」とか有名な曲を演奏してくれて楽しめた。
高野寛
トイレタイム。メロディも声も素直すぎて苦手。性格が素直なんだろうね。
Y.Sunahara
ちょっと辛かった。テクノだから嫌いというわけじゃないんだけど、型にはまってるような気がするんだよなあ。ブルースみたいな感じ。好きな人は好きなんでしょうね。
ASA-CHANG&巡礼
聴きたかった「影の無いヒト」で鳥肌が立った。切り刻まれたボーカルは録音で、パーカッションを生演奏するという逆カラオケ状態。あんな複雑なリズムを生で叩けるんだなあ。凄い。
スチャダラパー
客の乗せかたに年季が入ってる。ライブなんて、客を楽しませてなんぼだよねえ。「今夜はブギーバック」に始まり「サマージャム'95」に終わるという選曲で、スチャダラパーに詳しくない俺でも楽しめた。
THE DUB FLOWER
いとうせいこうの新バンド。ちょっと期待してたんだけど、かなり苦手な感じだった。「自由」とか「peace」とか怒鳴られてもなあ。『建設的』は好きなんだけど。ちなみに妻の話によれば、帰りの電車で、いとうせいこうが向かいの席に座ってたそうです。俺は頭が痛くてうつむいてたから気づかなかった。
Chara
「やさしい気持ち」から始まったけど、そんなに盛り上がらなかったな。俺も興味なし。声がハスキーで小さいからフェス向きじゃない気がする。
グラノーラ・ボーイズ
いちばん盛り下がってたけど、俺は好きだぞ! オリジナル曲の「サボテン(仮)」が、キリンジ兄独特のメロディで、気持ちよかった。まあ、もっと小さい会場のほうが似合うバンドだろうな…。
相対性理論
Aブロック盛り上がってたねえ。俺もわりと好きです。引き合いに出して悪いけど、ムーンライダーズの後だっただけに、音のスカスカ感がより強く感じられて気持ちよかった。「地獄先生」に典型的なように、必要最低限の音しか弾かない姿勢が素晴らしい。ま、ボーカルのファンがほとんどなんだろうけど。終わったら結構な人が帰った。
Yellow Magic Orchestra
まさかYMOを観ることになるとは思わなかった。1曲目、ビートルズの「Hello, Goodbye」のカバーは良かったな。「Rydeen 79/07」で締め。俺はYMO世代ではないので、ライディーンが聴ければそれで満足。帰路の混雑を見越して会場を後にした。
退場
YMOのアンコール曲「Fire Cracker」が漏れてくるのを聴きながら新木場駅方面へ。このあたり、熱中症のせいなのか頭痛がひどくなってた。早く出て正解。8月の暑いなか、8時間も外にいられる体ではなくなってしまったってことだな(道産子だから生まれつきか?)。来年も8月なら無理だ。
苦言
あ、あとね、ブロック指定のチケットなのに、通路で観てる人がかなりいた。スタッフは排除させなきゃダメだろ。席も守れずに何が「WORLD HAPPINESS」だ。