iwamotの非技術日記(映画、音楽等)(アーカイブ)

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『ミッション:8ミニッツ』(2011-11-09)

TOHOシネマズ南大沢で『ミッション:8ミニッツ』を観た。21時過ぎからの上映で、観客は8人だった。

この映画のキャッチコピーは「このラスト、映画通ほどダマされる」。テレビCMで何度か聞いた。僕は映画通ではないので、期待せずにこの映画を観たのだが、これまで観た映画のなかで一、二を争うぐらい面白かった。

主人公は列車爆破テロ事件の犯人を見つける任務を負い、爆破までの8分間を再現する仮想空間に何度も送り込まれる。主人公の行動によって事件の展開が変わるのだが、いま考えると、これには「かまいたちの夜」のようなサウンドノベルに通ずる楽しさがある。鑑賞中はそんなことをいちいち考えず、ただハラハラしていた。

映像も美しい。とくに、1ヶ所だけ登場するストップモーションの場面はそこで映画が終わってもよいほどの美しさだった。

未鑑賞の方には、どんでん返しに期待せずに観ることをお勧めする。キャッチコピーの意図がいまだに理解できない。

監督がデヴィッド・ボウイの息子であることはさっき知った。

映画を観る前には、近くのアウトレットで買い物をし、これまた近くの[tabelog:2797377:title]で食事をした。いずれも客が少なく、混雑が苦手な僕にはありがたかった。