iwamotの非技術日記(映画、音楽等)(アーカイブ)

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『十二人の怒れる男』

TOHOシネマズみゆき座で映画『十二人の怒れる男』を観てきた。午前十時の映画祭・赤の50本の1本。

傑作との評判だったので期待していたのだが、それほど面白くは感じられなかった。陪審員8番が疑問点をすらすら挙げていれば、もっと早く無罪評決に至る話ではないのか。何をもったいつけているのだ。

結局、誰が殺人犯か分からないし、目撃者の女性が嘘の証言をする理由も分からない。有罪の確証がないから無罪にしましたというだけの話。映画の公開された1950年代においては斬新な内容だったのだろうが、古くささばかりが感じられた。