iwamotの非技術日記(映画、音楽等)(アーカイブ)

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「たまの映画」を観た(2010-12-30)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

一昨日、テアトル新宿で「たまの映画」を観てきました。2003年に解散したバンド「たま」の元メンバーの今の姿を撮ったドキュメンタリー映画です。

ぼくは「たま」イカ天に出場していたころからの大ファンなんです。大学を辞めて北海道から上京したのも、「たま」のようなバンドを組みたかったからでした。

そんなふうに「たま」に思い入れのあるぼくにとっては、とても興味深い映画でした。特に、先に脱退した柳原さんに対する石川さんと知久さんのコメントが印象的でした。うろ覚えですが、石川さんは「柳原さんは不器用な人なので、ソロとバンドを両立するのは難しいと思っていた」、知久さんは「柳原さんの魅力はいんちきくさいところなのに、それがなくなったら何もおもしろくない」「あの声とコーラスがなくなったのはつらかった」というようなことをおっしゃっていました。

「たま」に思い入れのない方が観て面白い映画かどうかはぼくには分かりません。でも、ライブ映像がふんだんに出てくるので、ヘンテコな音楽が好きな方はそれなりに楽しめるんじゃないかと思います。ドキュメンタリー映画が解散後に作られたというだけでも、それだけ「たま」は凄かったってことですよね。

上映後、今泉監督と知久さんが登壇されました。知久さんの登壇は予定外で、演奏も2曲聴けたので、たまたまこの日を選んでよかったと思います。パンフレットにお二方のサインもいただけました。「ひろみちゃん」は妻の名前です。